OSTRICH OIL

原生の鳥類の中でも最も大きく、二足歩行動物として最も速く走る飛べない鳥として知らせるダチョウ(オーストリッチ)オーストリッチの耐油から搾取・生成された「オーストリッチオイル」低脂肪動物であるがため、搾取量が少なく、希少性の高いオイルと言われています。

OSTRICH OIL OSTRICH OIL

乾燥・シワ

乾燥した肌に現れる浅い細かいシワ目元・目尻などによく見られます。肌層のもっとも外側にできるシワは、別名「乾燥シワ」と呼ばれています。乾燥シワの原因の一つに角質細胞間脂質の減少があります。角質細胞間脂質が減少することにより保湿力が失われ乾燥シワができやすくなります。

乾燥肌・脂性乾燥肌

乾燥肌は、皮脂分泌量の低下、角質細胞間脂質などの減少により、角質の水分含有量が低下している肌状態を乾燥肌といいます。乾燥の皮脂は、表面のうるおいがなく、柔軟性がなくなりもろくなっています。肌の表面の皮脂量と水分量が多い状態で、毛穴が開きやすく、お肌のキメも荒くなります。顔のテカリやベタつきもひどくなっている肌状態を脂性肌(オイリー肌)と言います。乾燥を敏感に防衛するため、皮膚分泌が多くなり、脂性肌になっている場合もあります。いずれにせよ、肌のターンオーバーのサイクルの乱れにより肌の状態が健康でなくなっている状態です。

  • パルミトレイン酸 パルミトレイン酸

    パルミトレイン酸

    パルミトレイン酸は、体内のあらゆる組織に存在し、特に肝臓で濃度の高い成分です。植物では、マカデミアナッツに多く含まれます。皮脂に含まれる脂肪酸の12%を占め、皮膚の老化を防ぐといった美容効果(アンチエイジング)があると言われています。新しい皮脂細胞の再生に欠かせない材料ですが、30代になると分泌が減少していくと言われています。不足すると老化肌になりやすくなります。

  • オレイン酸 オレイン酸

    オレイン酸

    オレイン酸は、オリーブに多く含まれ、オリーブオイルから単離されたことが由来とされています。人体内で合成することのできない「必須脂肪酸」で、皮脂刺激性が少なく、クリームやローション等の化粧品の原料に多く入れられています。人の皮脂の40%を占めると言われ、皮膚を柔らかくする効果があるため、角質や小ジワなどの抑制や改善効果があり、肌を若返らせる効果が期待されています。

  • αリノレン酸 αリノレン酸

    αリノレン酸

    αリノレン酸は、脂質の主な構成成分である脂肪酸のひとつで、人体では合成することのできない「必須脂肪酸」です。亜麻やエゴマなどの野菜に多く含まれている体に良い油で、体内ではDHAやEPAに変換され、血流改善や動脈硬化の予防に効果的な成分です。また、αリノレン酸は、バリア機能を担っている細胞膜を構成している成分のひとつで、肌や髪にハリやうるおいを与える効果があります。

有効成分:飽和脂肪酸

飽和脂肪酸は、脂質の材料でエネルギー源として大切な脂肪酸ラードやバターなど、肉類の脂肪や乳製品の脂肪に多く含まれています

  • パルミチン酸 パルミチン酸

    パルミチン酸

    パルミチン酸は、パーム油・ラードや牛脂などに多く含まれています。抗酸化作用があり、化粧品や界面活性剤などに用いられます。肌・髪・膜などの細胞を活性化させるビタミンAを安定化させる効果があります。パルミチン酸配合の化粧品や石鹸はアンチエイジングやシワ予防として使われています。また、皮脂腺が増えるのを抑える働きがあるため、スキンケアとして過剰な皮脂分泌へのニキビなどの対策になると言われています。

  • ミリスチン酸 ミリスチン酸

    ミリスチン酸

    ミリスチン酸は、ヤシ油やパーム油に多く含まれ、牛脂などにも含まれます。皮脂にうるおいと柔軟性、営業分を保たせるエモリエント効果や保湿効果があり、潤滑剤や増強剤、または安定剤としても用いられています。アルカリ剤と反応させることで発生するミリスチン酸ナトリウムは、石鹸のなかで特に気泡性がよく、改質剤として石鹸やシャンプーなどの美容製品に配合されています。乳化剤としてローションなどにも用いられます。

  • ステアリン酸 ステアリン酸

    ステアリン酸

    ステアリン酸は、ココアバターなどに含まれる動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸です。抗酸化作用があり、シワ予防として石鹸や化粧品に多く用いられています。そのほか、乳化作用や抗菌効果があるため、肌の保湿や清潔に保つための成分としての役割も果たします。また医療品の錠剤を形成する際の滑剤として医薬品に関する品質企画書である日本薬局方に収載されています。

期待される美容効果

オーストリッチオイルには、不飽和脂肪酸の一種で、皮膚の細胞の再生・修復に関与している脂肪酸であるパルミトレイン酸が含まれており、肌の保護・保湿・肌荒れ防止などの効果が期待できることから、精製したオイルには、しばしば化粧品の原料として使用されています。パルミトレイン酸は、乳時の皮膚中に含まれますが、加齢とともに減少するため、外部から取り入れることが重要な成分と言われています。また、オーストリッチオイルは、人肌との相性が良く、なじみやすい性質であることから肌から無理なく自然に有効成分を取り入れることができる素材と言われています。